2019-04-26 第198回国会 衆議院 外務委員会 第10号
ロシアとの租税条約は全面的に昨年改正されたというふうに理解していますが、その関連で、ロシア極東、シベリア地域の開発について少し伺っておきたいというふうに存じます。 日ロ関係を深めていくには平和条約の締結が課題であり、また、北方領土問題がその手前にある、大変困難な問題であることは私ももちろん承知をしておりまして、櫻井議員からも、先ほど外交青書についての御質問もございました。
ロシアとの租税条約は全面的に昨年改正されたというふうに理解していますが、その関連で、ロシア極東、シベリア地域の開発について少し伺っておきたいというふうに存じます。 日ロ関係を深めていくには平和条約の締結が課題であり、また、北方領土問題がその手前にある、大変困難な問題であることは私ももちろん承知をしておりまして、櫻井議員からも、先ほど外交青書についての御質問もございました。
ロシア極東、シベリア地域は、豊富な資源ポテンシャル、それから地理的な近接性、さらには供給源多角化等の観点から、日本のエネルギー安定供給にとって非常に重要でございます。 日本企業は、これまで、ロシア極東、シベリア地域において、三つのプロジェクトに参画しております。
○堀井委員 親日系、知日家を育てるアフリカのABEイニシアチブ、欧州のMIRAIプログラムのような、ロシア極東、特にサハリン州に焦点を当てた教育プログラムの促進と、より一歩踏み込んだ観光振興の取組を進めるよう求めたいと思います。 私は、両国民が互いに許し合える環境づくりをすることが何より重要と考えております。
そのうち、サハリン州を含むロシア極東で実施された事業が一件ございまして、当該行事全体の執行額は約一千四百万円となってございます。 それから、正式にロシアにおける日本年が始まりました二〇一八年度につきましては、事業数は三十七件、執行額約十億円でございます。そのうち、サハリン州を含むロシア極東で実施された事業が四件、執行額約四千三百万円でございました。
政府といたしまして、ロシア極東地域の動向につきましても関心を持ち、また注視をしているところでございます。 そのような中で、ロシア極東地域につきましては、エネルギー、農業、水産物など多くの資源に恵まれているところでございまして、日ロ間の協力の余地は大きいというふうに認識をしております。
その前に、ちょっとロシアを我々日本の側から見る上で、なかなかロシアというのは捉えどころがないというところがございまして、なぜ捉えどころがないのかというところをちょっと簡単にお話をしますと、一つは、ロシアというのは世界最大の陸地面積を引き続き誇る国でございまして、モスクワというのは地理的にヨーロッパに属しておりますけれども、日本に近いウラジオストク、ロシア極東というのはアジアでございまして、ヨーロッパ
ただ、日本の民間の側からすると、先ほどのロシア極東の話でもそうなんですけれども、北極海航路というのはまだ通年航行ができておりません。
ロシア極東には、中国人労働者の大量流入で、ロシア人のつける仕事は激減しています。 この船員の話によれば、花咲港に寄港した日の夕方に択捉島に出航するまでの時間、バスまたは徒歩で根室市内のスーパーに向かい、食料品や日用品を買い込んでいるようです。私が根室市の印象を尋ねると、船員は困惑の表情で答えてくれました。 町並みがひっそりしており、高齢者が多い印象です。
日本としても、中東情勢を考えますとき、エネルギー輸入の多角化、そして一番近いロシア極東とのこの面での関係改善はもはや不可避でもございます。 第四に、ロシアはまた上の事情からして、北東アジアでの安全保障にも関心を示しております。今年になり、日ロ両国は安全保障上の2プラス2交渉を再開させております。ウクライナ危機後、こういう次元での交渉は、G7の中では日本が最初となっております。
その中で、ロシア国境に近接する宗谷地域は、今後のロシア極東地域と本道とのさらなる交流拡大の可能性を踏まえ、引き続き鉄路の維持を図る必要、また、北方領土隣接地域は、北方領土における共同経済活動等が期待される中、鉄道の役割を十分考慮する必要があるとされたところでございます。
○国務大臣(岸田文雄君) 御指摘の八項目の協力プランにある極東の産業振興・輸出基地化の中に北方領土が含まれるのかという御質問でありますが、これにつきましては、この中に含まれるのは、ロシア極東地域における農林水産業、港湾、空港整備、医療等につき個別プロジェクトの具体化を推進すること、これらを想定しておりまして、北方領土を対象としたプロジェクトは含まれておりません。
と同時に、加えて、日本と同様にこの流し網漁を禁止することにサハリンやロシア極東の漁民の人たち、政府の人たちも反対をしているわけですね。ロシアだって両論あるんです、沿岸漁業関係者は賛成で、流し網関係者は反対と。
例えば、ウラジオストクには我々鳥取県は活動拠点を設けておりますけれども、ロシア極東方面においては東京と同じぐらいに鳥取の存在感が大きく言ってみれば浸透をしている。梨にしてもスイカにしても、あるいは鳥取から持っていく様々な、中古車販売ですとか、そういう面で、いろんな文化活動を含めて地方が果たすべき、国がやっている外交や貿易を補完する機能というものは大きいものがあると思うんですね。
沖縄から米軍は出ていけと言う人がいるなら、私は日本人として、北方領土の択捉島にあるロシア極東最大の基地に出ていけと先に言う方が筋の通った話であると。アメリカは、少なくとも沖縄を七二年に返還してくれていますから。ぜひ、アジアの平和のために日米安保をこれからも基盤にして、この北東アジアの安定をつくるべく、安倍総理には頑張っていただきたい。 以上申し上げて、質問にかえます。
これ、見てみますと、関東圏、中京圏、近畿圏から荷物を持ってきて、その荷物をロシア極東、韓国、中国、東南アジアに輸出しようと、また、太平洋側の主要港湾の代替的機能を果たすとか、CO2、これを削減するとか様々な提案をして、そして国交省はそれを認めて選定をしたわけですよ。例えば金沢港を挙げますと、この金沢港も国際海上コンテナ拠点港として選定をされております。
特に重要なのは、ロシア極東地域であります。ロシアの三分の一を占めるという極東地域には、六百万というごくわずかな人間しか住んでおりません。それに対する中国側は一億一千万の人間が住んでおって、十三倍の人口圧力をもって、国境を越えていろいろなものを運んでくる。そういうわけで、ロシアは事実上、現在もう中国の原料供給地あるいは植民地になっているという意見もあるぐらいでございます。 これをどうして防ぐか。
したがって、北方四島の面積からいうと、これはロシア極東の千二百五十分の一しかないんです、それは私の計算ですけれども。それを、北方四島を日本にのしをつけて返しても、千二百五十倍の極東がもし中国の植民地となることから逃れ得るならばお安いことじゃないかといって、彼は二段階論的な提案をした。
よって、御提案がありましたロシア極東ですとか北海道ですとか、こういった地で開催する可能性、これは全く排除されるものではないと認識をしております。
○山本国務大臣 委員のおっしゃった問題意識は、私も北方対策担当大臣としてきちっと持っていなければいけないというふうに思いますが、私の方も、現時点でロシア極東部への訪問の予定はございません。
○岸田国務大臣 まず、私としては、機会があればロシア極東を訪問すること、これは有意義なことであると考えています。 ただ、現時点では訪問する予定はありません。
○徳永エリ君 ちょっと欲張っていろいろ質問を盛り込んでしまいましたので時間がなくなってしまいましたが、四月の訪ロで、ロシア極東での農業ビジネスを推進する北海道銀行とアムール州政府間での農業分野での連携で覚書を締結したということで、例えば、極東で作った、安い値段で麦とかそういったものが入ってくるんじゃないかと。
しかし、北海道が接するロシア極東地域には、依然として、核戦力を含む相当規模の戦力が存在しており、また、その活動も、活発化の傾向が見られます。 東日本大震災が発生した平成二十三年には、ロシアの長距離爆撃機が我が国周辺を一周する経路で飛行したことや、ロシア艦艇二十四隻が宗谷海峡を相次いで通航するというような事態も見られております。
これらの技術、ノウハウを国内や道内にとどめることなく、やはりロシア、極東の大学、あるいはお互いに交換留学、人材交流を進める、推進すべきだというふうに考えますが、このような学生主体による若者の人材交流というものを是非とも内閣府のこのような予算、北方対策本部の予算に加えていくべきではないか、それが新しい展開を得るんではないかというふうに思うんですが、お考えをお聞かせいただきたいと思います。
○高村国務大臣 ロシア極東におきましては、我が国の協力により、これまでに二隻の退役原潜が解体され、また今後四隻の解体が予定されているところでございます。 こうした我が国等による国際協力とロシアみずからの努力により、ロシア極東においては、これまで五十数隻の退役原潜が解体されたと承知をしております。
安倍総理からは、青少年交流は将来の日ロ関係発展の基礎として重要であるとして、今後、交流の拡大を図ること、そして来年のサミット開催地である北海道及び環日本海諸県とロシア極東やシベリアとの交流強化を重視していくことを提案されまして、プーチン大統領も、そのとおりだということで賛同されました。